売れたのにお金が残らない?
物販の「本当の利益」を計算する方法
売上は増えているのに、銀行口座や手元のお金は思ったほど増えていない。そんなときは、売上と利益を同じものとして見ている可能性があります。
物販で本当に残る金額を見るには、売上から仕入れ・送料・販売手数料・共通経費を引き、さらにまだ売れていない在庫へ使ったお金も分けて考える必要があります。
売上と利益は、同じではありません
商品が10,000円で売れたとしても、10,000円がそのまま利益になるわけではありません。商品を買った代金、発送に使った送料、販売サービスへ支払う手数料などが引かれます。
たとえば、3,000円で仕入れた商品を10,000円で販売し、送料750円、販売手数料1,000円がかかった場合の商品利益は5,250円です。
商品ごとの利益だけでは、まだ足りません
梱包資材、仕入れ先までの交通費、通信費など、特定の商品ひとつには結びつけにくい支出もあります。こうした支出をタスノア利益帳では「共通経費」として分けて管理します。
- ダンボールや緩衝材などの梱包資材
- 仕入れや発送で使った交通費
- 仕事で使う通信費や消耗品
- 振込手数料や外注費
税務上の経費にできるかどうかは、実際の用途や事業との関係によって異なります。用途が分かるメモや領収書を残し、判断に迷う場合は税理士や税務署へ確認してください。
売れていない在庫にも、お金は使われています
まだ売れていない商品は売上を生んでいませんが、仕入れ代金はすでに支払っています。そのため、帳簿上の商品利益だけを見ていると「利益は出ているのに、手元のお金が少ない」という状態が起こります。
今、実際にどれくらい残っているかを見るための考え方です。
利益管理で確認したい5つの数字
仕入れ合計
商品を購入するために使った金額。
売上
販売できた金額。予定売価と確定売上は分けて見ると安全です。
商品利益
商品ごとに送料や販売手数料まで引いた利益。
共通経費
梱包材や交通費など、商品とは別に発生した支出。
現在の実質利益
完了利益から共通経費と未完了仕入れを引いた、現在残っている金額の目安。
スプレッドシート管理が続かない理由
表計算ソフトでも利益は計算できますが、商品が増えるほど入力欄や計算式が複雑になります。スマートフォンでは横に長い表が見づらく、状態の更新や写真管理も別々になりやすいのが弱点です。
重要なのは、難しい表を作ることではなく、仕入れた日に登録し、売れたら状態と金額を更新する習慣を続けられることです。
売上・在庫・経費・利益を、ひとつで確認
商品を登録すると、仕入れ・売上・商品利益・共通経費・現在の実質利益をまとめて確認できます。在庫一覧、年別・月別分析、レシートAI、仕入れルート作成にも対応しています。
まとめ
売上が大きくても、仕入れ・送料・手数料・経費・未販売在庫を把握できていなければ、本当に残る金額は分かりません。まずは商品ごとの利益と共通経費を分けて記録し、売れていない在庫へ使っている金額も確認しましょう。